職員室とインターネット [職員室]
ある暑い昼下がりのこと。
職員室で仕事をしていると、先生がやってきました。
--------
「あのぅ、この職員室のパソコンをインターネットにつないでもらえませんか?」
(この区の学校は、区の指導により、職員室のパソコンはインターネット禁止となっているのです。)
「都のサイトから書類をダウンロードしないといけないんです。」
(都では、業務に必要な文書はインターネット上の都の専用ページよりダウンロードすることになっています。)
『分かりました。ではこちらにパソコンを持ってきてください。』
「はい」
職員室ではつなげられませんが、教室なら生徒用のインターネットがあります。ですので、パソコンを教室のインターネットに繋いで都の文書をダウンロードすることが出来ました。
--------
笑い話のようですが、こんなことは珍しくありません。
業務を行うのにはインターネット上の特定の文書が必要であるのにもかかわらず、区はそれを禁止して業務を妨げています。実際の業務を全く想定しないで規則を決めているのですね。
現場では、そのため色々と不便をしています。
で、尚悪いのが、現場の先生方が不満を上に上げないことなのです。
現場から声が出ないのですから、区のほうもおそらくそんな問題が起きているだなんて気づいていないのでしょう。
なので、いつまでたっても改善されません。
学校って、すごいところです。
職員室で仕事をしていると、先生がやってきました。
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「あのぅ、この職員室のパソコンをインターネットにつないでもらえませんか?」
(この区の学校は、区の指導により、職員室のパソコンはインターネット禁止となっているのです。)
「都のサイトから書類をダウンロードしないといけないんです。」
(都では、業務に必要な文書はインターネット上の都の専用ページよりダウンロードすることになっています。)
『分かりました。ではこちらにパソコンを持ってきてください。』
「はい」
職員室ではつなげられませんが、教室なら生徒用のインターネットがあります。ですので、パソコンを教室のインターネットに繋いで都の文書をダウンロードすることが出来ました。
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笑い話のようですが、こんなことは珍しくありません。
業務を行うのにはインターネット上の特定の文書が必要であるのにもかかわらず、区はそれを禁止して業務を妨げています。実際の業務を全く想定しないで規則を決めているのですね。
現場では、そのため色々と不便をしています。
で、尚悪いのが、現場の先生方が不満を上に上げないことなのです。
現場から声が出ないのですから、区のほうもおそらくそんな問題が起きているだなんて気づいていないのでしょう。
なので、いつまでたっても改善されません。
学校って、すごいところです。
無駄な研修 [職員室]
ある暑い昼下がりの職員室で。
先生:「すみません、うちの学校に、Premiereが入っているパソコンはありますか?」
サポ:『Adobe Premiereですか、さすがに無いと思いますよ。学校で買うパソコンに入っているようなものではないですから。』
先生:「そうですかぁ。」
サポ:「そうですね。どこの学校にも普通は無いと思いますよ。(特別な人を除いては)」
さて、詳しく話を聞いてみると、
・区の主催する、先生向けのパソコン研修に行ってきた。
・そこで、ビデオ編集の研修を受けた。
・その研修では、Adobe Premiereの使い方を習った。
ようなのです。
PremiereというのはAdobeのビデオ編集ソフトで、同社のPhotoshopと並んで、ポピュラーなソフトです。ただ、学校で買うようなパソコンに標準で入るほどのものではありませんし、そもそも授業で使う程度のビデオ編集であればWindows付属のソフトで事足ります。
ですので、学校で購入するパソコンには普通は入っていません。一部の方の要望で追加購入することはあると思いますが、ほとんどのパソコンには入っていません。
どうして、学校のパソコンに入っていないソフトで学校向けのビデオ編集の研修をするのか、とっても疑問です。 そこまでPremiereを使わせたいのなら学校で使うパソコンに入れてるべきなのでしょうが、それはなかなか難しいです。無料ではないのですから。
そしてやっぱり、研修は学校では全く活かせないことになりました。ただの時間の無駄になりました。
Windows標準のビデオ編集ソフトもまだ使いこなせないようです。こちらの研修をしてもらえればよかったのですが。
でも、こんなことは、日常茶飯事です。それが公立校の宿命なのですね。
先生:「すみません、うちの学校に、Premiereが入っているパソコンはありますか?」
サポ:『Adobe Premiereですか、さすがに無いと思いますよ。学校で買うパソコンに入っているようなものではないですから。』
先生:「そうですかぁ。」
サポ:「そうですね。どこの学校にも普通は無いと思いますよ。(特別な人を除いては)」
さて、詳しく話を聞いてみると、
・区の主催する、先生向けのパソコン研修に行ってきた。
・そこで、ビデオ編集の研修を受けた。
・その研修では、Adobe Premiereの使い方を習った。
ようなのです。
PremiereというのはAdobeのビデオ編集ソフトで、同社のPhotoshopと並んで、ポピュラーなソフトです。ただ、学校で買うようなパソコンに標準で入るほどのものではありませんし、そもそも授業で使う程度のビデオ編集であればWindows付属のソフトで事足ります。
ですので、学校で購入するパソコンには普通は入っていません。一部の方の要望で追加購入することはあると思いますが、ほとんどのパソコンには入っていません。
どうして、学校のパソコンに入っていないソフトで学校向けのビデオ編集の研修をするのか、とっても疑問です。 そこまでPremiereを使わせたいのなら学校で使うパソコンに入れてるべきなのでしょうが、それはなかなか難しいです。無料ではないのですから。
そしてやっぱり、研修は学校では全く活かせないことになりました。ただの時間の無駄になりました。
Windows標準のビデオ編集ソフトもまだ使いこなせないようです。こちらの研修をしてもらえればよかったのですが。
でも、こんなことは、日常茶飯事です。それが公立校の宿命なのですね。
新システム [職員室]
9月より、パソコンを使った、教育用の新しいシステムが導入されることになりました。
で、8月の夏休み期間を使って設置作業を進めていた時のこと。
業者:「この新しいシステムの、使い方は、9月に研修を行いますね。」
先生:『9月から授業で使うので、8月中に研修してもらえませんか?』
業者:「8月では資料がまだできていないので無理です。9月ですね」
先生:「では、仕方ありませんね。」
----
もう、だめだめですね。
9月から運用するシステムの研修が9月にはいってからでないと出来ないというのは、もう最低です。これでは9月からは使えません。
普通の会社なら、「8月中に研修できなければ切りますよ」とでも言うところですが、そこは学校、「仕方ない」で済みます。
学校と言うところは、とにかく「無責任」「無管理」が徹底して常態化しており、業者もそれに甘えています。
こんなんだから、業者も甘えてるんでしょう。別に間に合わなくても良いや、って。
さて、9月は、どうなるのかな。
で、8月の夏休み期間を使って設置作業を進めていた時のこと。
業者:「この新しいシステムの、使い方は、9月に研修を行いますね。」
先生:『9月から授業で使うので、8月中に研修してもらえませんか?』
業者:「8月では資料がまだできていないので無理です。9月ですね」
先生:「では、仕方ありませんね。」
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もう、だめだめですね。
9月から運用するシステムの研修が9月にはいってからでないと出来ないというのは、もう最低です。これでは9月からは使えません。
普通の会社なら、「8月中に研修できなければ切りますよ」とでも言うところですが、そこは学校、「仕方ない」で済みます。
学校と言うところは、とにかく「無責任」「無管理」が徹底して常態化しており、業者もそれに甘えています。
こんなんだから、業者も甘えてるんでしょう。別に間に合わなくても良いや、って。
さて、9月は、どうなるのかな。
サーバーのバックアップ [職員室]
夏休みのこの時期でも、先生は学校に来て仕事をしています。
「すみませーーん、サーバーのフルバックアップってどうやってとるんですかー?」
『え、自分で取られるんですか』
「えぇ、そうなんですぅ・・・」
『それは大変ですねぇ・・・・』
----
夏休みの時期を利用して、学校のパソコンの入れ替えを行っていた時のことでした。
業者がパソコン類を一旦撤去するので、バックアップを取るようにと「上から」指示されたとのこと。
でも、当然その先生はバックアップの取り方なんて知りません。
そしてやっぱり具体的な手順も指示されません。
「現場でがんばってやってね」と言う程度の指示ですから。
サーバーのバックアップなんていう、間違えたらとんでもないことになるような仕事は、普通は素人にはやらせません。
でも、学校では管理者が先生と言う素人であるにもかかわらず、先生にやってもらうような指示が来ます。
とても怖いです。
普通の会社なら、専門の部署か、業者にやらせます。間違えたら死活問題ですから。
先生って、本当に大変なのです。教育以外の仕事が。
----
で、さらに。
撤去された後、新しいパソコンが設置されるのは、およそ一週間後になります。
つまり、この間は、パソコンが使用できないことになります。
「上」の方は、夏休みで生徒が来ないから良いとでも思っているんでしょうが、夏休みでも先生が来て色々作業していますので、それが一週間も使えないのは、ちょっと困るようです。まぁ、困るのはあくまでも「現場」ですが。
そしてそして、新しいパソコンが設置された後、データを戻したり使えるようにする作業は、やっぱり先生がやります。
無事に出来ると良いですね。
「すみませーーん、サーバーのフルバックアップってどうやってとるんですかー?」
『え、自分で取られるんですか』
「えぇ、そうなんですぅ・・・」
『それは大変ですねぇ・・・・』
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夏休みの時期を利用して、学校のパソコンの入れ替えを行っていた時のことでした。
業者がパソコン類を一旦撤去するので、バックアップを取るようにと「上から」指示されたとのこと。
でも、当然その先生はバックアップの取り方なんて知りません。
そしてやっぱり具体的な手順も指示されません。
「現場でがんばってやってね」と言う程度の指示ですから。
サーバーのバックアップなんていう、間違えたらとんでもないことになるような仕事は、普通は素人にはやらせません。
でも、学校では管理者が先生と言う素人であるにもかかわらず、先生にやってもらうような指示が来ます。
とても怖いです。
普通の会社なら、専門の部署か、業者にやらせます。間違えたら死活問題ですから。
先生って、本当に大変なのです。教育以外の仕事が。
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で、さらに。
撤去された後、新しいパソコンが設置されるのは、およそ一週間後になります。
つまり、この間は、パソコンが使用できないことになります。
「上」の方は、夏休みで生徒が来ないから良いとでも思っているんでしょうが、夏休みでも先生が来て色々作業していますので、それが一週間も使えないのは、ちょっと困るようです。まぁ、困るのはあくまでも「現場」ですが。
そしてそして、新しいパソコンが設置された後、データを戻したり使えるようにする作業は、やっぱり先生がやります。
無事に出来ると良いですね。
パソコンが無い [職員室]
「あのぅ、どうしてもノートパソコンが一台見つからないんです」
こういったことは、学校では珍しくありません。
学校で使うパソコンはリースが多いのですが、リース終了時に確認すると何台かなくなっていることがよくあるようです。それも教員用パソコンが。
もちろんリースですから返さなければいけないのですが、やっぱり見つかることは無く、結局「紛失」扱いになってしまいます。誰が持っていったかなどは当然わかりません。
でも業者も心得ているようで、「まぁ、学校だから仕方ないですね」で収まります。
普通の会社だったらまずは始末書、最悪懲戒解雇なのですが、学校では口頭で注意されておしまいです。
先生方も、これで安心しているようですが・・・・
ちょっと待ちましょう。
これは、「学校」は社会から見れば「物がなくなっても仕方が無いところ」と認識されているんです。それも先生方に対して、「先生は物をよく無くす(管理できない)」「そしてそれは改善されない」とみなされている、ということなのですよ。
先生方、もう少し恥じたほうがよいと思います。それで子供に道理を教えようだなんて・・・・(ごにょごにょ)
こういったことは、学校では珍しくありません。
学校で使うパソコンはリースが多いのですが、リース終了時に確認すると何台かなくなっていることがよくあるようです。それも教員用パソコンが。
もちろんリースですから返さなければいけないのですが、やっぱり見つかることは無く、結局「紛失」扱いになってしまいます。誰が持っていったかなどは当然わかりません。
でも業者も心得ているようで、「まぁ、学校だから仕方ないですね」で収まります。
普通の会社だったらまずは始末書、最悪懲戒解雇なのですが、学校では口頭で注意されておしまいです。
先生方も、これで安心しているようですが・・・・
ちょっと待ちましょう。
これは、「学校」は社会から見れば「物がなくなっても仕方が無いところ」と認識されているんです。それも先生方に対して、「先生は物をよく無くす(管理できない)」「そしてそれは改善されない」とみなされている、ということなのですよ。
先生方、もう少し恥じたほうがよいと思います。それで子供に道理を教えようだなんて・・・・(ごにょごにょ)
タグ:パソコン
エクセル [職員室]
公立学校では、よく自治体からの文書が来ます。この文書のここに入力して提出してね、とか言うように。
とある区の学校で文書が回ってきたのですが、とても大きな問題がありました。
今文書はパソコンのメールで回ってきて、各先生がパソコンで入力して、紙に印刷して、その印刷物を提出するというものです。これだけでも突っ込みどころ満載なのですが、さらに問題なのが、
・紙に印刷するのにもかかわらず、エクセルの文書である。
・もちろん、まともな書式設定はされておらず(不可解な設定はされています)、もちろんマクロなども設定されていません。
通常、紙に印刷する書式の文書では、エクセルは使いません。エクセルはあくまで表計算ソフトなので、そもそも正しい印刷を行うことができないからです。通常はワードを使います。
たまにエクセルで書かれた文書を見ることがありますが、セルにちょっと長い値を入れたり、プリンタを変えたりすると、それだけで印刷が崩れてしまいます。そもそも文書を表現するソフトではないから当たり前です。文書印刷としてエクセルを使うこと自体が誤りなのです。
おそらく、担当者が「エクセルしか使えない」からだとは思います。そういう例を多く見てきましたから。
「原理的に正しい結果が出ない(エクセルで確実な印刷はできない)」方法をがんばるという、いかにも日本人的な行動です。「正しい結果を確実に出せる(ワードで印刷する)」方法を習得したほうがよいと思うのですが、なかなかそうはならないところがこの社会の悪癖ですね。
今回の文書も、セルに複数行の長い文章を入れる必要がありました。当然正しく印刷ができませんでした。
で、さらに落ちがあります。
先生方は、誰も文句を言わないのです。
そうか、だから改善されないのですね。
とある区の学校で文書が回ってきたのですが、とても大きな問題がありました。
今文書はパソコンのメールで回ってきて、各先生がパソコンで入力して、紙に印刷して、その印刷物を提出するというものです。これだけでも突っ込みどころ満載なのですが、さらに問題なのが、
・紙に印刷するのにもかかわらず、エクセルの文書である。
・もちろん、まともな書式設定はされておらず(不可解な設定はされています)、もちろんマクロなども設定されていません。
通常、紙に印刷する書式の文書では、エクセルは使いません。エクセルはあくまで表計算ソフトなので、そもそも正しい印刷を行うことができないからです。通常はワードを使います。
たまにエクセルで書かれた文書を見ることがありますが、セルにちょっと長い値を入れたり、プリンタを変えたりすると、それだけで印刷が崩れてしまいます。そもそも文書を表現するソフトではないから当たり前です。文書印刷としてエクセルを使うこと自体が誤りなのです。
おそらく、担当者が「エクセルしか使えない」からだとは思います。そういう例を多く見てきましたから。
「原理的に正しい結果が出ない(エクセルで確実な印刷はできない)」方法をがんばるという、いかにも日本人的な行動です。「正しい結果を確実に出せる(ワードで印刷する)」方法を習得したほうがよいと思うのですが、なかなかそうはならないところがこの社会の悪癖ですね。
今回の文書も、セルに複数行の長い文章を入れる必要がありました。当然正しく印刷ができませんでした。
で、さらに落ちがあります。
先生方は、誰も文句を言わないのです。
そうか、だから改善されないのですね。
バイエル [職員室]
音楽では、バイエルという本があります。超初心者向けのテキストのようなもので、ピアノを習うときはよく使います。ちゃんと練習すれば小学校低学年幼稚園児でも弾けるような内容です。
で、ある小学校の職員室での音楽の先生との会話
----
先:「教科書の伴奏、まだうまく弾けないんですよねぇ」
私:『それだと困りますねぇ。』
先:「そうなんですよ。バイエルすらあまり弾けないんですから。」
私:『えっと・・・』
----
つまりは、ピアノやオルガンがあまり弾けなくとも、小学校の音楽の先生にはなれる、ということです。
教科書で歌うときなんか、伴奏できなくてどうするんでしょうか。そりゃ、小学生のできる子のほうがうまく弾けるとは思いますが、先生がそれでは困りますね。
で、ある小学校の職員室での音楽の先生との会話
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先:「教科書の伴奏、まだうまく弾けないんですよねぇ」
私:『それだと困りますねぇ。』
先:「そうなんですよ。バイエルすらあまり弾けないんですから。」
私:『えっと・・・』
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つまりは、ピアノやオルガンがあまり弾けなくとも、小学校の音楽の先生にはなれる、ということです。
教科書で歌うときなんか、伴奏できなくてどうするんでしょうか。そりゃ、小学生のできる子のほうがうまく弾けるとは思いますが、先生がそれでは困りますね。
七夕 [職員室]
7月7日は七夕です。七夕というのは、中国と日本の習俗が混ざったものです。
古くからの民間習俗ですので、多くの小学校でも七夕のイベントがあります。
娘の通っている保育園は、お寺ですが、やっぱり七夕の行事があります。
さすがにクリスマスなどの明らかな宗教行事は行いませんが、古来の風習や習俗についてはそれを排斥するようなことはしません。
なので、七夕飾りをして、短冊を書いて、楽しくやっています。
でも、とある公立小学校では、七夕が禁止されているところがあります。
ごく一部のPTAなどから、「七夕は宗教行事だから、公立学校で行うべきではない」と申し入れがあったためです。
なので、他の学校が七夕で楽しくやっているときも、普通に授業を行います。
まぁ、民間習俗も宗教行事と言えなくもないですが・・・それを言ってしまったら他のほとんどすべての行事/イベントも行えなくなってしまいます。
子供にとっては、とてもつまらない学校でしょうね。
しかし、反論すら行わなずただ言いなりになってしまう、学校や教育委員会も、困ったものです。
やらなければうまく収まるとでも思ったのでしょうが、いずれバレて問題になった時にはどうするつもりなのでしょうか
古くからの民間習俗ですので、多くの小学校でも七夕のイベントがあります。
娘の通っている保育園は、お寺ですが、やっぱり七夕の行事があります。
さすがにクリスマスなどの明らかな宗教行事は行いませんが、古来の風習や習俗についてはそれを排斥するようなことはしません。
なので、七夕飾りをして、短冊を書いて、楽しくやっています。
でも、とある公立小学校では、七夕が禁止されているところがあります。
ごく一部のPTAなどから、「七夕は宗教行事だから、公立学校で行うべきではない」と申し入れがあったためです。
なので、他の学校が七夕で楽しくやっているときも、普通に授業を行います。
まぁ、民間習俗も宗教行事と言えなくもないですが・・・それを言ってしまったら他のほとんどすべての行事/イベントも行えなくなってしまいます。
子供にとっては、とてもつまらない学校でしょうね。
しかし、反論すら行わなずただ言いなりになってしまう、学校や教育委員会も、困ったものです。
やらなければうまく収まるとでも思ったのでしょうが、いずれバレて問題になった時にはどうするつもりなのでしょうか
節電とエアコン [職員室]
連日暑い日が続いております。
でも東京は節電と言うことで、学校でも「30℃を超えるまではクーラーを入れない」よう指示が出されております。
なので、教室やパソコンルームはとても暑いです。
でも、よく分からないのが、この指示が「30℃」という、温度だけの指示しか出されていないことです。
子供たちで注意しなければいけないのは「熱中症」なのですが、これは温度と湿度で危険度が決まります。
温度がそんなに高くなくとも湿度が高ければ危険性は上がります。
この梅雨の湿度の高い時期、気温が30℃以下であっても高い湿度で熱中症にかかります。それを無視して気温だけを物差しとするのは、とても問題なんですよね。
また、節電が必要なのは昼の暑い時間帯だけであって、それ以外の時間は節電は
必要はありません。電気はあまっていますから。なのに一律節電と言う不可解な動向です。夜はエアコンをつけてもいいのに・・
この夏、子供たちが「節電熱中症」にならないか、とても心配です。
でも東京は節電と言うことで、学校でも「30℃を超えるまではクーラーを入れない」よう指示が出されております。
なので、教室やパソコンルームはとても暑いです。
でも、よく分からないのが、この指示が「30℃」という、温度だけの指示しか出されていないことです。
子供たちで注意しなければいけないのは「熱中症」なのですが、これは温度と湿度で危険度が決まります。
温度がそんなに高くなくとも湿度が高ければ危険性は上がります。
この梅雨の湿度の高い時期、気温が30℃以下であっても高い湿度で熱中症にかかります。それを無視して気温だけを物差しとするのは、とても問題なんですよね。
また、節電が必要なのは昼の暑い時間帯だけであって、それ以外の時間は節電は
必要はありません。電気はあまっていますから。なのに一律節電と言う不可解な動向です。夜はエアコンをつけてもいいのに・・
この夏、子供たちが「節電熱中症」にならないか、とても心配です。
小学校から見た幼稚園と保育園 [職員室]
毎年小学校にたくさんの子供たちが上がってきます。
その子たちのチェック項目の一つに、保育園に行ったかどうか、と言うのがあります。
なぜかと言うと、保育園に行ったかどうかで、小学校(そしてその後)での習熟度に大きな差が出てきてしまうからです。
保育園に行ってきた子供は、基本的な運動能力や器用さ、そして知識の吸収力/理解力が驚くほど高いです。
しかし保育園に行かず幼稚園だけに行った子供は、そういった基本的な能力が備わっていないので、小学校に入ってからも苦労することが多いです。
これは、幼稚園と保育園との基本的な方針の違いと、そして基本的な教育/訓練を施すべき時期が大きく関係しています。
保育園の時期にいろんなことをやらせて基礎能力をつけてしまえば、その後の教育の飲み込みがずっと良くなるります。ものの受け止め方や生活の知恵、指先の器用さや体の使い方。これは保育園の時期にしか出来ないことです。幼稚園に入るまで何もやっていないと、基本が無いですからいくらがんばってもなかなか覚えられません。幼稚園ではその基本的能力を身に着けるのはもう遅いです。
また、幼稚園は保育園と違って、時間も短いし、色々な教育を行いますので、保育園のように各子供にそのような基礎能力を身につけさせるような行為をやっている暇はありません。
なので、小学校では、新入生を受け入れる時に「保育園に行った子」と「保育園に行っていない子」でチェックをつけて分類します。明らかな能力の差がありますから。
そして、クラスごとに能力差が偏らないようにうまく編成します。各クラスが同じような構成になるようにするんですね。
本来、能力が有る子と無い子を同じクラスにして同じ扱いにするのは無理があるのですが、日本の教育制度の下では、「能力の無い子を伸ばすために能力のある子を犠牲にする」を採っていますのでやむを得ません。
もし、子供の能力をもっと伸ばしたいと思ったら、そんなことをしない私立学校に行かせるしか方法がありません。残念ですね。
その子たちのチェック項目の一つに、保育園に行ったかどうか、と言うのがあります。
なぜかと言うと、保育園に行ったかどうかで、小学校(そしてその後)での習熟度に大きな差が出てきてしまうからです。
保育園に行ってきた子供は、基本的な運動能力や器用さ、そして知識の吸収力/理解力が驚くほど高いです。
しかし保育園に行かず幼稚園だけに行った子供は、そういった基本的な能力が備わっていないので、小学校に入ってからも苦労することが多いです。
これは、幼稚園と保育園との基本的な方針の違いと、そして基本的な教育/訓練を施すべき時期が大きく関係しています。
保育園の時期にいろんなことをやらせて基礎能力をつけてしまえば、その後の教育の飲み込みがずっと良くなるります。ものの受け止め方や生活の知恵、指先の器用さや体の使い方。これは保育園の時期にしか出来ないことです。幼稚園に入るまで何もやっていないと、基本が無いですからいくらがんばってもなかなか覚えられません。幼稚園ではその基本的能力を身に着けるのはもう遅いです。
また、幼稚園は保育園と違って、時間も短いし、色々な教育を行いますので、保育園のように各子供にそのような基礎能力を身につけさせるような行為をやっている暇はありません。
なので、小学校では、新入生を受け入れる時に「保育園に行った子」と「保育園に行っていない子」でチェックをつけて分類します。明らかな能力の差がありますから。
そして、クラスごとに能力差が偏らないようにうまく編成します。各クラスが同じような構成になるようにするんですね。
本来、能力が有る子と無い子を同じクラスにして同じ扱いにするのは無理があるのですが、日本の教育制度の下では、「能力の無い子を伸ばすために能力のある子を犠牲にする」を採っていますのでやむを得ません。
もし、子供の能力をもっと伸ばしたいと思ったら、そんなことをしない私立学校に行かせるしか方法がありません。残念ですね。